2010年02月03日

人工ダイヤによる鉱山会社への影響

デビアスの45%を保有するアングロ・アメリカンが最も影響を受けるとみられる。
アングロによると、2006年の同社の営業利益のうち
デビアスが5%に当たる4億6300万ドルを占めた。
また、リオの場合、06年の利益のうち2.8%に当たる2億500万ドルをダイヤモンド生産が占めた。
英ペトラ・ダイヤモンズや英ファイアーストーン・ダイヤモンズの将来は
全てダイヤモンド生産にかかっている。

ジェメシスやアポロによると、人工宝石の原石は研究室でわずか4日間で製造でき、
天然石の原石と同様の化学的・物質的・光学的特性を持つうえ、価格は本物より平均40%割安だ。
ダイヤモンドの原石は、キンバリー岩と呼ばれる火山岩の地層から採掘される。

ハーグリーブス氏は「鉱山業界は人工宝石に非常に懸念を抱いているはずだ。
人工宝石は地中や海中から掘り出されるわけではないかもしれないが、
実物であり、どのような検査も通過するだろう」と述べる。

デビアスは異なった見方をしている。
同社が1万400ドルで販売する鑑定機で人工宝石を見分けることができるとしている。


Posted by 暴力団・ヤクザと芸能界の関係 at 10:21